|
||
LINK |
2004・08早稲田大学経済教育総合研究所シンポでの発表日本における経済教育の現状と課題東京都立西高等学校 新井 明 1 はじめに日本の経済教育にいま熱い視線が注がれ始めている。日本経済は長い停滞から脱し,ようやく上昇の機運がきざしている。長期的には高齢化,人口の減少,さらなるグルーバル化などに対応する「構造改革」が必要とされている。そのなかで,経済教育が果たす役割に対して期待が高まっているのである。しかし,残念ながら現在の日本の経済教育に,十分な期待に応えられるだけの力はない。どうしてそうなってしまっているのか,制度のどこに問題があるのか,そうなってしまった原因はどこにあるのか,これからどうすべきなのか。これらの日本の経済教育をとりまく諸問題を分析し,突破口を切り開き,将来を展望することを本稿はめざしている。 |
HOME日本における経済教育の現状と課題 |
2007 © Akira Arai |