エシカル教育Ethical

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詩人谷川俊太郎氏から贈られた詩

お金名人

谷川俊太郎

円元ドルにフランにポンド
きれいなものも
美味しいものも
便利なものも
遊べるものも
何でも買えるお金だけれど
時にお金は悪いことする
人を傷つけ地球いじめる

円元ドルにフランにポンド
どこから来たの
どこへ行くの
お金が迷子にならないように
お金の行方よく見守って
おかねの力よく考えて
お金名人目指して生きる

エシカル消費者教育

エシカル教育

エシカルコンシューマーとは

エシカル消費を行う消費者のこと

エシカルとは?

エシカル(ethical)「倫理的・道徳的な」
『人や環境に配慮しようとする考え方や行動』

  • オーガニック、エコロジー環境への負担を最小限し、自然を有効活用する
  • フェアトレード原料や商品を適正な価格で取引することで生産者の生活向上、環境破壊を抑制する
エシカルを直訳すると『倫理的・道徳的な』という意味です。 しかし、近年では、具体的な表現として、 『人や環境に配慮しようとする考え方、それを選ぼうとする行動』といわれています。 具体的には、環境への負担を最小限に抑え、自然を有効活用する”オーガニック”や、”エコロジー”、 公正な労働と人権を確保し、計画的自立を図る”フェアトレード”があります。

大学生に聞きました
「エシカルという言葉を聞いたことがありますか?」

環大生60人のエシカル消費の認知度

  • 知っている:6人
  • 知らない:54人

エコ∊エシカル/消費者運動

エシカル教育

1990年代、イギリスの学生の間で生まれた不買運動

環大生60人のエシカル消費の認知度

  • イギリスの消費者運動エシカルでない商品を購入しない
  • 日本での主な動き(東日本大震災後)ボランティア活動を組み込んだ旅行商品、義援金付き預貯金
エシカル消費とは、『人と社会、地球環境のことを考慮して作られたモノを購入あるいは消費する』という意味です。  例えば、人・社会に配慮されたエシカル消費としては、途上国などで児童労働などの社会問題や環境問題を引き起こすことなく生産されたモノの購入などが挙げられます。また環境に配慮されたエシカル消費とは、私たちは常に自然環境を必要として生きているという意識を持ち、環境を思いやって消費するということです。

世界の劣悪な労働

エシカル消費という概念が生まれたきっかけは…
劣悪な労働環境。日本では長時間労働や、低賃金が問題とされていますが、日本よりも低賃金やであったり、児童労働などが問題となっている国々もあります。

児童労働で働かされている子供の中には、家庭 の経済状況が悪いため学校にも行けずに働かなくてはならない子供や、人身売買で売られてきた子供たちもいるのが現状です。消費者が少しでも安いモノを求めれば、企業は売上や利益のためさまざまなコストを削減していきます。

その削減されるコストとは、原材料の調達費や労働者の 給与、仕事です。コスト削減の影響を大きく受けるのは、途上国の生産者たちです。児童労働の面では、親の収入が下がり、家計が立ち行かなくなると子どもが働かなければならない状況になります。また労働環境ではヘルメットをしないなど、安全性が確保されてない現場での労働環境が存在します。

世界の劣悪な労働環境の原因

他社に勝つため、『価格競争社会』1円でも安く

  • 原材料を安く求める生産者は少しでも仕事がほしい
  • 労働や環境破壊に見合わない対価
先進国の低コスト志向